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四季の扉、九色の窓

四季の彩りを画像で綴ります

2005年12月29日: 枯れた落日
ススキに沈む

夕日というにも弱々しい
傷を負ったような冬の陽を
真綿でくるむように包み込む


100mmマクロレンズを入手。
さっそく、いろいろ使ってみる
こうした、イメージモノにも威力がある】


【Nikon D200/Tokina AT-X M100mm F2.8】
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21:06 草・花 / TRACKBACK(0) / COMMENT(0) / PAGETOP
2005年12月28日: 寒風に揺れ


季節風に揺れ
鈴の音が聞えてきそう


公園を歩いて見上げれば
みごとな樹形がいくつも並ぶ
頭の上には北風に揺れるスズカケが・・・


【Nikon D200/AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm】
15:52 樹木 / TRACKBACK(0) / COMMENT(0) / PAGETOP
2005年12月25日: 新しい住人
カワウ

翠色の瞳をした
この冬の来客
新たな住人となるのか
池も次第に賑やかになる


数日前から家の前の池にやってきた川鵜
どうやら、しばらくここにとどまるらしい
白い頭は婚姻色で、
羽を広げてディスプレイなどもして見せていた
【Nikon D200/ BORG 500mm F6.6】
21:36  / TRACKBACK(0) / COMMENT(0) / PAGETOP
2005年12月25日: 雪降らず星は降る
カシオペア

星降る空を仰いで
忘れかけた時間
冷たさに
指先のしびれも
もう感じない
冷え冷えと北の空


空にカメラを向けていると
時の経つのが早いものだ
我に返ると、体は芯まで冷えている
そういえば、今年の初めに
それで大風邪ひいたっけ
さすがにガイド撮影する余裕はない
画像の方向はカシオペア
【Nikon D200/AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm】
※ISO800 固定撮影15秒

00:54 天象 / TRACKBACK(0) / COMMENT(0) / PAGETOP
2005年12月24日: 木枯しに揺れ
冬の花

弱々しい陽射しに
木枯しが追い討ちをかける
それでもサザンカは気丈に花開き
冬至を過ぎて季節は再生へ・・・


本当に寒い日が続く
朝には小雪がちらついた
風の冷たさに活力が萎えるが
こうして明るく咲く花もある
ああ、そうだ、この花が終ったら
鋏を入れて、丈を詰めてやらなければ
【Nikon D200/AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm/二重露光】



18:54 草・花 / TRACKBACK(0) / COMMENT(2) / PAGETOP
2005年12月23日: 北国から到着
到着

求めるものが、そこにあるか
求めないものが、そこにないか
期待と不安の表裏を瞳に浮かべ
鳥たちはいっせいに着水する
長旅の果てに


家のすぐ前に池がある
冬はたくさんの野鳥が来るから
楽しみではあるけれども
湖岸はコンクリートで固められ
高い柵があって立ち入りは許されないのは残念
今年は、池にやってくる鳥に鵜(この画像の中にはいない)
が仲間入りしたようだ
【Nikon D200/AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm】


23:26  / TRACKBACK(0) / COMMENT(0) / PAGETOP
2005年12月23日: 小虹出現
虹現る

冬の朝
陽光を受けて
氷が解けゆく庭池
散水すれば
虹が弧を描く


日本海側を中心にして
いつにない大雪が続いている
しかし、南関東は相変わらず乾燥し
それが、あまりにひどいので
季節感もなく、植物には酷かもしれないが
気温の上がったころあいを見て
庭に散水しておいた
庭に掘った小池に散水したとき
丁度、陽射しを背にして
小虹が立った
23:12 天象 / TRACKBACK(0) / COMMENT(0) / PAGETOP
2005年12月19日: 凍てつく宙に
昇るオリオン

地に凍る音かすか
梢をゆらした北風は
木々の葉を散らして今はない
ただ凍てつく空に
昇る星々の瞬きを見守るばかり


本格的な寒気が到来している
昼の間ひとしきり吹いていた木枯らしも
夜になれば、その息吹を納めたようだ
空を見上げるとオリオンが梢の向こうに昇ってきた
冬の星明るくて、空は賑やかになるけれども
みな氷の結晶であるようにも見える
【Nikon D200/AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm】

00:38 天象 / TRACKBACK(1) / COMMENT(0) / PAGETOP
2005年12月08日: 初冬の残照
残照

北風に
揺れてなお目に 鮮やかな
紅の葉へ 翳すこの手も


本格的に寒くなってきました
山に最後に残された秋の色でしょうか
それにしては、あまりに冴え渡る紅
思わず手を翳してみましたが
この手にさえも
その赤が映るほどです
【E5700】
23:19 樹木 / TRACKBACK(0) / COMMENT(2) / PAGETOP
2005年12月07日: 幾重の山々の向こう
富士望む

雲の頂のような
薄墨の濃淡が重なり合って創る
霞の海に浮かぶ富士


林道から見渡すと
朝の霞に縁取られた山々が続いていた
見慣れた富士山の山体だけは
それらとは趣の違う曲線を見せて
ひときわ高く構えていた
*櫛形山林道*【E5700】
23:38  / TRACKBACK(0) / COMMENT(0) / PAGETOP
2005年12月03日: 白い朝
初冬の朝

白い朝
陽が射すまでは、時さえ止まる
サクサク聞える冬の音に


山の野には既に霜が降りていた
遅い日の出に凍てついたまま
待っている草の造形が並んでいた


01:47 天象 / TRACKBACK(0) / COMMENT(4) / PAGETOP
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